●現代を活かす「伝統生薬」
○生薬「羚羊角」
目が疲れてくると、物の見え方が悪くなります。
そのような時は脳も疲れているものです。自分ではしっかりしているつもりでも、集中力が低下し、うっかりミスの連発で、次第にイライラしてきます。羚羊角は、疲れでモヤモヤしている目と脳を助ける生薬です。
○ツボ「大敦(だいとん)」
疲れ目の時、頭が痛くなることがあります。首も痛くて回らない、肩と背中がこりすぎて気持ちが悪い、など問題は目だけにとどまりません。「大敦」を押して痛い時は、疲れ目で生じた熱が、逃げ場を求めてウロウロしている状態です。
足の親指をもみましょう。
○食材「春菊」
独特の香りで好き嫌いが分かれると思います。その香りゆえに、イライラを鎮めてくれる働きがあります。イライラと疲れ目は、思考力の低下と気持ちの限界につながっています。視界がぼやけてきたら、春菊を入れた鍋料理です。
不眠の方にもおすすめです。