加齢黄斑変性 2021.02.272021.03.01 加齢黄斑変性の症状 加齢黄斑変性の症状 物を見るときに大事な働きをする「黄斑」という組織が、加齢によりダメージを受けて変化し視力の低下を起こす病気です。物がゆがんで見えるほか、視力の低下などを引き起こす症状があります。 加齢黄斑変性の原因 加齢黄斑変性には「萎縮型」、「滲出(しんしゅつ)型」の2種類があり、それぞれ原因が異なります。 萎縮型黄斑の組織が加齢とともに萎縮します。症状は穏やかに進行し、急激に視力が低下することはありません。滲出(しんしゅつ)型網膜のすぐ下に新しい血管(新生血管)ができて、この血管が黄斑にダメージを与えます。新生血管は正常の網膜にはない血管で非常に脆弱なため、成分が漏れ出してたまったり、出血を起こしやすいという特徴があります。このように血管からにじみ出た液体が黄斑の組織にダメージを与えて、視覚障害を引き起こします。網膜に含まれる脂質が活性酸素によって酸化し、過酸化脂質になります。それにより、黄斑部が変性します。 加齢黄斑変性の治療法 萎縮型の治療西洋医学(病院)では「治療は必要ありません」と言われますが、進行の推移を見守るしかないというのが実情です。しかし、「滲出型」に移行して急激に視力が低下することがあるので注意が必要です。滲出型の治療新生血管を沈静化させる薬を硝子体内に注射する方法(抗VEGF療法)が一般的におこなわれます。他に、光線力学的療法という光に反応する薬剤を体内に注射し、それが新生血管に到達したときに弱いレーザーを照射して新生血管を破壊する療法や、新生血管をレーザーで焼く光凝固法など黄斑へのダメージを食い止める外科的治療もあります。 栄養のバランスにも注意しましょう! ルテイン(ほうれん草など緑黄色野菜に多く含まれます)という成分の摂取量が少ないと、加齢黄斑変性を発症しやすいという関連性も指摘されています。目や身体全体の健康維持のためにも緑黄色野菜を十分に摂取し、バランスのとれた食生活を心掛けることが大事です。