女性ホルモンの減少期に手指の不調が増える!!

手指が変形するなどのトラブルは、リウマチや関節炎などが原因とされてきましたが、近年、女性ホルモンの低下と関係が指摘されています。

閉経を迎える50才くらいになると、女性ホルルモンの分泌量が大きく低下します。
女性ホルモンは、体の様々な機能を守る役目があるので、低下により不調が現れやすくなります。
『手指の痛みやしびれ』は、腱が腫れることによって起こりますが、更年期を迎える頃から多くの女性に症状が出始めるため、女性ホルモンが原因と考えられています。

手指の不調は、まず腫れや痛みから現れがちです。症状が進むと手のこわばりに。 これを放置しておくと指の変形に至ることにも。症状が出始めたらすぐに対処することが大切です。

手指の症状で受診すると『加齢』や『使いすぎ』と言われることも有ります。
しかし、高齢の方より『更年期世代』で発症が多かったり、利き手でなくても起こるなど
の傾向が。つまり加齢や使いすぎが原因でないかも知れません。
女性ホルモンが低下する『産後・授乳期』に症状が出る女性も多いため女性ホルモンとの関係が指摘されるのです。
ホルモンバランスを整えることで症状緩和が見込めます。