白内障 2021.02.27 白内障の症状 白内障とは、水晶体が年齢とともに白濁して視力が低下する病気です。通常は透明な組織の水晶体ですが、白内障では白く濁ってしまうため、集めた光がうまく眼底に届かなくなります。 主な症状には、次のようなものがあります かすんで見える 光を眩しく感じる 視力の低下 調整してもメガネのピントが合わない 白内障の原因 水晶体の構成要素はタンパク質と水です。タンパク質は、加齢や屋外で紫外線を浴びること等さまざまな影響により、変化し白く濁ります。その結果として視力の低下を招きます。白内障にはいろいろな種類があります。最も多いのは加齢に伴うもので「老人性白内障」と呼ばれます。個人差はありますが、加齢に伴い水晶体は濁ってきます。老人性白内障は一種の老化現象ですから、高齢の方ほど多く発症します。目の外傷、アトピー性皮膚炎、糖尿病、栄養失調などを原因とする場合では若いうちからの発症が多いことが知られています。また、遺伝によるものや放射線や赤外線照射による発症、ステロイド剤・抗精神病薬などの副作用によるもの、網膜剥離や硝子体手術、緑内障手術後にも進行しやすい傾向があります。 白内障の治療法 超音波乳化吸引術という外科的手術がおこなわれるのが一般的です。この手術は、濁った水晶体を超音波で粉砕して取り除き、その代わりに人工水晶体である眼内レンズを挿入するというものです。人によっては再発することもあります。その場合はレーザー治療により水晶体を包んでいる後嚢に穴をあけて視覚をよみがえらせますが、こうした治療は何度も出来ません。また、人工水晶体にはピントを合わせるという機能がありません。 西洋医学(病院)では・・・。 白内障と診断されると症状が悪化するのを待ちます。 水晶体超音波浮化吸引術による手術をします。 人によっては再発します。 それは、水晶体を包んでいた膜のうしろ側(後のううという部位)が濁ったためです。そうすると、レーザー治療で穴を開け視覚をよみがえらせますが、こうした治療を何回もおこなうことは出来ません。